【相続】法定相続情報一覧図までは自分でできた。その後は専門家へ依頼した方がいい?

相続手続きを進めている方から、このようなご相談をいただくことがあります。

「法定相続情報一覧図までは自分で作成できました。しかし、遺産分割協議書や相続登記はまだ手を付けられていません。時間もなく、不慣れなので専門家へ依頼した方が良いでしょうか。」

相続手続きは、

「全部自分でやる」

「全部専門家へ依頼する」

この二択ではありません。

ご自身でできる部分は進めながら、必要なところだけ専門家へ相談する。最近はこの進め方が最も多く選ばれています。

実際によくある悩み

実際のご相談では、

法律よりも

「何から始めればいいか分からない」

というお悩みが圧倒的に多くあります。

例えば、

■ 銀行で何を聞けばいいか分からない
■ 必要書類がよく分からない
■ 一度行ったのに書類が足りず、もう一度来てくださいと言われた
■ 支店(担当者)によって説明が違うように感じる
■ 証券会社の手続きが超複雑で進まない(証券とか分からない、知らない)

もちろん、金融機関にも確認しなければならない事項があります。

しかし、ご遺族にとっては慣れない手続きばかりです。

その結果、

「何度も銀行へ足を運ぶことになってしまった。」

というお話も珍しくありません。

行政書士ができること

行政書士法人シトラスでは、

「全部お任せください。」

というスタンスではありません。

例えば、

✓  戸籍収集だけ

✓  法定相続情報一覧図作成だけ

✓  銀行へ提出する書類の確認だけ

✓  証券会社の相続手続きだけ

このようなご依頼も数多くあります。

今回の相談では

今回ご相談いただいた方も、

ごきょうだいで協力しながら、戸籍収集や法定相続情報一覧図の取得まではご自身で進められていました。

ところが、その後、

「ここから先は自信がありません。」

というお気持ちになられました。

能力がないからではありません。

時間も限られ、普段経験することではないからです。

そこで、相続登記については司法書士へ、相続税や贈与税については税理士へ、必要に応じて証券会社の相続手続きについては行政書士がサポートする、

という役割分担をご提案しました。

行政書士として思うこと

相続手続きは、

法律だけでは進みません。

むしろ、

「この順番で進めましょう。」

「この書類はまだ必要ありません。」

「まず銀行ではなく、こちらから始めましょう。」

そんな”道案内”をすることの方が多いように感じています。

相談者の方が安心して一歩ずつ進められるよう伴走することも、行政書士の大切な役割だと考えています。

よくある質問

戸籍の収集はできているので、法定相続情報一覧図の作成(受取)だけお願いできますか

もちろんできます。

銀行の手続きはできるので、証券会社だけお願いできますか?

もちろん、大丈夫です。

相続登記だけ司法書士へ依頼できますか?

はい、司法書士をご紹介できます。

(※ただし、最初から相続登記を、というご相談の場合は最初から事情は特段聞かずに司法書士をご紹介することも多いです)

まとめ

相続手続きは、

「全部専門家へ依頼する」

「全部自分でやる」

と思いこまなくて大丈夫です。

ご自身でできるところは進め、必要な部分だけ専門家へ相談する。

それが結果として、費用も時間も無理のない進め方になることが多くあります。

もちろん、すべてお任せいただければそれはそれで対応致します。

ただ、ご自身でできることはご自身で、というスタンスは尊重しています。

専門的な判断が必要な部分だけ私たちがお手伝いする。

そんな伴走型の相続支援を大切にしています。

「これは自分でできるだろうか。」

「ここだけ相談したい。」

そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。

相談料:5,500円/回

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームは家族が寝静まった後にチャッピーと話すこと。