家事をライフハッキング 3種の神器導入後編

これら3つを導入した結果、単純計算で(導入しても必要な行為を除く)

食器洗いに約30分
掃除機掛けに約30分
衣類洗濯に約30分

1日あたり90分、1週あたり10時間半の時間が生まれました

掃除機に至っては2日に1回が、毎日かけることができ帰宅すると床がスッキリ、ほこりっぽくないんです。!(^^)!

そして時間に追われるイライラからの解放。子どもたちが帰宅した後の時間は母親にとってピークの時間帯。その時にギャーギャーと騒いだり、遊びだしたり、眠くてぐずりだす。。。もうブチ切れそう(口悪っ!)になるんです(いや、何度もなりました)。虐待なんて紙一重だと告白します。Confession!!!

それが、ほぼなくなりました。

部屋が片付いているから。

帰宅した後は、子どもたちの片付け・明日の用意と夕食の準備をすればいいんです。

この夕食も最近は作り置きに力を入れだしたので前より時間がかからなくなりました。

一緒に、子どもの勉強などをみる時間に充てられます。

もちろん、それも「そうしよう」という気持ちがなければ、ですが。

TVがない分、寝る前に落ち着いて過ごせます。
眠る前の暗記系勉強は記憶定着にいいようですし。

子どもにとっても、親が自分のやっていることを見てくれている、というのは嬉しいようです。
愛の反対は無関心って言いますよね。

子どもが2人以上いる場合は、それはそれでギャーギャーなりますけれど。

夕食が終わって、
風呂に入れて、
寝る準備をして、
寝かしつけて、
怒涛のように時間が過ぎた後に、
台所のシンクにゴチャッと洗い物があるのを見るだけで、
チーンとなります。

そ・れ・が

子どもたちが寝静まった後は、食洗機の音を聞きながらコーヒーで一服できるんです。
夫なんて食洗機の音が”せせらぎ”なんて言っています。

夫婦での”内心的家事分担負担感”がなくなりました。
前ほどクタクタじゃなくなりました。
こうやってブログを書く時間が確保できました。

もちろん、仕事をしなくてもいいと思います。

自分のためのほんのひと時、大事ですね。

ゆっくりお風呂に浸かったり、体のマッサージを丁寧にしたり、雑用をさばいて早めに就寝したり。

このゆとりのおかげで、子どもたちに優しくなれました(元から優しくて、おおらかな性格の方は何も言うことないですよ!)。

Girl uses tablet in kitchen with mum, other mum holding baby

そして片付いている部屋でアタマもスッキリします。

断捨離でモノを減らす

モノに関わっていた行動を断捨離する

FPとしては具体的な数値に落とし込みたいので、これらを導入するにあたっての費用を紹介します。

3種の神器 購入価格(レンタル含む)

総計約400,000円
家事手伝いを雇った場合:時給1,000円と仮定
10時間半×1,000円=10,500円
10,500円×4週間=42,000円/月
400,000円÷42,000円≒95

約3か月で導入費用分は回収できます。

ランニングコストとしては、
電気代は3,000円/月アップ↑しました。
水道代は2,000円/月ダウン↓しました。
差し引き1,000円アップ↑です。

ガス代はこの冬、本領を発揮するかと思います。
特にプロパンガスの我が家は、食器洗いに使っていたガス代の減り具合が大きいのではないかと推測しています。

お住いの地域によって変動します。

financial analysis concept

いずれ、メンテナンス代もかかってきます。
しかし、3か月で発生することはありませんので、そこまでの家計圧迫感は無いです。

実質上がった維持費1,000円で、自分の心のゆとりを確保し、家族の笑顔を守れるのであれば、この買い物は投資と言えます。ましてや、収入を得られるのであればなおさらです。

個人的に、掃除も洗濯もキライではないです。キレイになるのは気持ちがいいものです。
苦ではない、と思っていたのですが、いざ、導入した後は戻れません(笑)

もし3種の神器が無いなら無いでいいのですが、あればそれなりの恩恵がある、ということです。

日々の暮らしを丁寧にする、という生き方も素敵です。
掃除洗濯を原点に返って『となりのトトロ』のさつきたちのような生活もいいものです。
アズマカナコさんが参考になりました。

しかし、現代は資本主義社会の中で生きることが前提です。
そこからはみ出るのは結構大変です。

今は自分なりの資本主義経済度合いをおおまかでいいのでイメージし、ここは技術を取り入れる、ここは棄てるということができる自由な時代です。

マーク・ボイルさんや『半農半X』の考え方も参考になりました。


少しずつでいいので、家族で(パートナーと、仲間と、一人で)そういったライフスタイルを考えてみてはいかがでしょうか?

どんな暮らしをしたいのか?
どんな時間を過ごす時が幸せなのか?
何をしたくないのか?
どんな時間を過ごしたくないのか?

マネープランを立てる時は、そういった「ライフデザイン」が前提になります。
もちろん、先のことは誰にも分かりません。

おおまかでいいので、方向性がいくつか挙がれば、混乱せずにマネープランが立てやすくなります。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。