事業継続力強化計画(ジギョケイ)で会社をパワーアップさせる

2023年の梅雨入りは早く、体が慣れる前に湿度の高さに家族みんなちょっとぐったり気味です。みなさまはいかがでしょうか。

各地で線状降水帯が発達し、突然猛烈な雨が降り、あっという間に川が増水したり、浸水の影響が出たりしますね。自然の驚異に人間のなすすべは本当にないなあと実感しますね。

とはいえ、人間は学び、対策を立てることができます!!

中小零細企業は、まずは最低限自分たちの身は自分たちで守れるようにしておくことが大事です。

様々なリスク、とは何でしょうか。こちらが概要をつかむのにちょうどいいですよ!

Covid19で体験した感染症のリスク。地震などの災害リスク。デジタル化が急速に進む今、セキュリティについて特に学ぶことがないまま、次々に新しいサービスが生まれるのであまり考えずに受け入れていくととんでもないことになる情報漏洩リスク。

Covid19で働き方が大きく変わりました。変われない業務もありますが、考え直したり、工夫したり、色々と”変える”余地はありましたね。製造業者さんや小売店さんはモノを提供できる体制を整えておくことが求められます。経営資源は「ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ・ノウハウ」と言いますが、これらを災害などで失わずに済むように何らかの対策を立てることがジジョケイの目的です。

具体的には、従業員の安全確認の方法や訓練、リスクが起きた時の資金繰り、防災・減災のための設備投資(自家発電設備など)、これらについて経営者と従業員、また関係者と共有できればなお良いですね。

平時にはなんら意識をしないことですが、本当に「いざ」という時というのは突然来ます(予兆はあるかもしれませんが)。

そしてご存じ、、、災害時に何が1番怖いかって・・・・人間自身ではないでしょうか非常事態には人間は思いもよらぬ行動を取ったり、暴徒化したり、人災が起きないとも限りません。だからこそ、自分たちで出来る範囲の対策は立てることがとても大事だと考えています。

このジジョケイの認定をもらえればメリットがあります。

そうです!補助金申請の加点にもなります。「ちゃんとした会社」PRに役立ててください。建設業者さんは災害時に重宝されますしね。本当に大事な業務だと思います。建設作業自体はまだまだAIやロボットがすべて出来るわけではありません。

当事務所の所員は阪神大震災、東日本大震災、熊本地震も経験しました(自分の背より高い家具は置いていません)。被災した時の大変さは身に染みています。一緒に計画を立てましょう!

この記事を書いた人

田中 理沙

大学卒業後、大手損害保険会社・税理士事務所・司法書士事務所に勤務し、幅広い分野の法律実務に精通する。

持ち前のITリテラシーとコミュニケーション力の高さを活かしてテレワークをメインに就業中。

メタバースとクラウドを駆使して日々の業務を遂行しており、行政書士業デジタル化をリードしている。