【建設キャリアアップシステム】技能者登録と能力評価制度

2025年5月末現在、日本では、CCUS技能者カード登録者170万人いらっしゃって、うち色付きカードを持っている技能者(レベル2以上)12万人!

少な!

もちろん、新人さんや若年者はしょうがないですが、熟練者やベテランが取りこぼされていますね。

もちろん、まだメリットをご理解できていない方が大半かと思います。

そんな中でも、建設業許可事業者さんにおかれましては、経営事項審査の加点(何もしなかったら実質減点😱)にも影響してきます!

点数を意識されてらっしゃる事業者さんは必見

「能力評価制度」

これを機に、検討されてみてはいかがでしょうか?

改めまして、CCUSで技能者登録をする目的って何でしょうか?国土交通省から引用すると・・・

「CCUS」という仕組みに登録された情報を使って、建設の仕事をする人たちの技術やスキルを、正しく、わかりやすく評価すること、です。

★その評価を使って、お客さんや取引先に「この人はこんなに上手です!」とアピールすることで、仕事の金額の交渉を有利にし、その人に合った評価やお給料にすることができるようにする

★仕事の種類ごとに、どんな経験やスキルが必要かをはっきりさせることで、若い人たちが「この道を目指そう!」と思いやすくし、働き続けやすくする

★建設のプロを育てる会社の評価ともつなげることで、がんばる人がちゃんと評価されるしくみをつくり、いい人材を育てる流れを作る

★経験や技術がある人がきちんと認められて、建設業全体のイメージもよくしていく

ということを目指しています。

具体的な手続きは・・・

こちらに進むと具体的な職種や団体さんが分かります。何の職種で登録するかがポイントです📣ご自身がお持ちの経験や資格でどれを選べばオトクなのか戦略的に考えたいですね!

レベルアップ技能者を促進したい、という国の意向で、現在、時限的に能力評価制度にかかる申請費用が全額支給されたり、技能者登録を新規でする際に同時に申請出来たり(カード発行代が1枚分浮きます)、何と言っても「経験年数」を”大幅に入れてくれる”という特典があります。

いざ調べてみたけど、結局どこに、何を、どんな風に、提出すれば良いか分からない💦という時はご相談ください。代理申請のご相談も受け付けております💪

こちらに記載の情報はすべて一般財団法人建設業振興基金のホームページから引用しております。行政書士法人シトラスは認定アドバイザーです。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。