娘が父親に全くなつかなくて悩んでいたけれど

新学期が始まりましたね!
やっと24時間子育てからの解放(笑)

上の子(女)は小学3年生になり、月日の流れの早さを感じずにはいられません。
そして、騒がしい男子や先生の言うことを聞かない男子に腹を立てています。
先生からも「注意して」と頼まれるから注意しても、逆にいろいろ言われてイヤになる!!と疲れすら見せています。
ちゃんとしてほしい気持ちも分かるけど、なんとかいい意味でスルーする技術を身につけてほしいですね。

となりのトトロのカンタもさつきに嫌な態度とり、さつきが「男の子って大っキライ!」というセリフが重なります。
(私は小学生時代ボーっと生きていたので記憶がない。チコちゃんに叱られる!!!)

さてさて、そんな小3にして日々を憂う娘は、赤ちゃんの時、父親に全くなつきませんでした。
夫が出張気味で帰宅が週末ということもあり「時々来るおじさん」扱いだったというのも否めません。
月曜の出勤時には「また来てね」(自宅ではない的な)
また、
高身長だからなのか?(高い高いがスリル満点)
強面で目つきが鋭いからなのか?
理由は「怖かったから」と断定できませんが、人見知りの時期を過ぎても、とにかく父親の抱っこをものすごく嫌がりました。
ショッピングモールなど私がゆっくり買い物ができるようにと一時見てくれていても
「ママ~~~~!!!」
「ママがいい~~~~~!!」
と大泣き。
周りの人は「あらあら子どもが泣いているわ」ではなく「?」とちょっと怪しい目線です。
娘のおむつ替えでトイレに行こうものなら通報されかねない状況でした。
店内を見回る警備員にもじっと見られたこともあるようです(警戒は大切です)。

夫が仕事で、朝が早く帰宅が遅いという生活から一緒に晩御飯を食べられるようになってきても父親へは全くなつきませんでした。

夫は息子にはめちゃくちゃ厳しいのですが、娘にはヘロヘロです。目じりが下がって声のトーンも全然違います。

だから怖くは見えてなかったと思うのですがとにもかくも拒否反応。

このままどうなるんだろうかと心配でした。

が、5歳頃から段々と一緒に遊べるようになりました。
夫はいわゆる「幼少時のこどもの遊び」がニガテです。
例えば、絵本はすぐに話を変えて大人向けにするので子どもには意味不明でしたし、おままごとではずっとゴロゴロしているだけの役にしかならない感じです。

娘の言葉が発達するにつれコミュニケーションが取れるようになり、一緒に本や番組を見れるようになりました。

子どもと一緒になってワイワイ遊ぶお父さん、ではないタイプのお父さんっていますよね?
・子どもに迎合しない
・子どものテンポや波長に合わせない
・あまり笑わない

その代わり勉強や知識豊富など知的だったり、冷静沈着だったり。
乳幼児や小学生低学年くらいまでの相手としてはふさわしくないタイプ。
おむつ替えも数える程度しかしていません。

夫のおむつ替えのかわし方

それまでは「冷たいなあ」とか「もっと子供に分かりやすいように話せばいいのに」と思っていました。
公園などで一緒に子どものペースに合わせて遊んでいるお父さんを見て、なんであんな風に遊べないんだろうと思っていました。
世間で言うイクメンとは程遠い~。

でも今では、娘が私より歴史文化について詳しくなっています。
父親と戦国時代の武将の話をしたり、
レジンを使ってアクセサリーを作ったり←
料理を作ったりしています。
「お父さん」にも得意分野があるのだと思うようになりました。

私の家事が少しでもラクになるように、と家電について調べまくって食洗機やドラム式洗濯機を購入してくれました。
おむつ替えや息子の抱っこはしてくれなかったけど、私がニガテな部分を補ってくれています。

自分でさえ完璧な母親なんてなれないのに、夫にはそれを求めていたという。ヒドイもんです。

”子ども”と一言で言っても赤ちゃんから社会人になるまで幅が広いですよね。
それぞれの成長過程が様々です。

そんな時に父親(また母親)がオールマイティーに対応できたらいいのですが中々そうはいかない。

他のお父さんやお母さん、理想の親像と比べて「そうではない自分」に落ち込む必要は全くないんですよね。

その時その時、子どもをしっかり見て話せば(愛情があれば)、「かわいいでちゅね~♪」と言えなくても全く問題ない。

と自分で自分を自己正当化!

なので、今父親になつかないお子さんがいらっしゃってもあまり気にする必要ないという持論に行きつきました。
もちろん、子育てに全く興味を示さず放棄しているようでしたら他に原因がありそうなので探るべきですが(生活を支えるために働いている仕事がきつすぎてしんどいだけかも)、単になつかないのであれば「時間の問題」だと思います。

毎日出勤してくれることも当たり前ではないですし、労いつつ、夫の得意分野が子育てにも活かされたらいいな、と思います。
とはいってもすぐに小言が出るので困ったもんです(;^_^A

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。