子ども保険に入った方が良いの?その前に知っておくべきこと

2018年も師走を迎えました。
年々時が過ぎるのが早く感じるのはみなさま一緒だと思います。
特に子育て世代は1日が自分以外のことで目まぐるしく動き、トイレに行くのを忘れるレベルですよね。
本当にお疲れ様様です。

さて、FPの資格を持ってから「保険は何に入ったらいい?」という質問をよく受けます。

そうなんです、加入すること前提なんです。

分かります。親も加入していて勧められてきたし、保険で救われた事例をCMで見たことあるし、入ることは当たり前ですよね。

今日は、子どもの保険に特化してお伝えします。
まず、各自治体は「乳幼児・子ども医療費助成制度」を設けているのはご存知ですね。
我が家はさいたま市から長崎市へ転入してきたのですが、さいたま市は非常に手厚く、子どもの医療費は小学生まで無料でした。
長崎市は1医療機関につき1回あたりの診療代が最大800円で最大で1,600円/月です。
それ以上かかる場合は3回目から0円負担となります。
通常、義務教育就学前の自己負担割合は2割です。それ以上かかっている場合は自治体(税金)が支えてくれているんです。
ありがたいですね。
こどもは本当に病気になりやすい。
診療代を渋ったがために子どもの病気が重症化しては困りますね。
子育て支援の一環です。
もちろん、モラルを守って必要な範囲で医療機関を利用したいものです。

各自治体によって対象年齢や、世帯の所得制限、制度の内容が異なりますので把握する必要があります。
おそらくそこにモレはないかな、と思います。

この時点でこども保険はほとんど必要ないことが分かると思います。


さて、子どもが小学生にもなると、今度は捻挫や骨折といったケガが増えてきます
我が家の長女は、1年生の間に骨折を2回・捻挫を1回と、2年生の春にも骨折を1回しました。
体育の授業中と、登下校中でした。
自分でランドセル持って通えるようになるまで2~3か月かかりその間親が送迎しなければならず負担が大きくなります。

でも仕方がない。
子どもはケガもしながら強くなっていく!なんて言い聞かせます(笑)

そこにちょっとした朗報です。

学校でのケガは日本スポーツ振興センター「災害共済給付」が活用できます!
これは「子どもの労災」と言われており、学校での授業中はもとより、登下校中、部活動中の負傷や疾病に給付がされるものです。

負傷:擦り傷、切り傷、骨折、捻挫などのケガから、動物にかまれたり無視に刺されたりといったもの、やけどを含みます。
疾病:食中毒や薬品やガスによる中毒、熱中症、脳しんとうなどです。

娘は授業中にケガをし下校後、整形外科に連れていきました。最初の2か月くらいは2週間に1回程度の通院でした。
1回800円を月2回で1,600円ですね。

この給付の手続きをすると、「お見舞金」といって総額医療費の1割がプラスされて給付されます。
たとえば、今回の娘のケガの総額医療費が10,000円で、自己負担分は800円×4回=3,200円だとすると、
3200円+1,000円(総額医療費1万円の1割)=4,200円が支給されます。
自己負担分は0円で医療が受けられ、なおかつプラスαで給付を受けることができるのです。

例えば、アキレス腱を切ってしまい2週間入院したとします。
総額医療費が140万円
・高額療養費制度を利用して自己負担額が91,430円
・入院時の食事代 10,140円

自己負担分101,570円が給付され、なおかつお見舞金 140,000円!
手厚いですよね!

たいてい、学校でケガをすると保健室に行って、保健室の先生が把握して手続きを促してくれます。
我が家の場合もそうでした。

ただ、人間ですから忘れられることもあるかと思います。
また、男の子は少々の傷で保健室に行くことがないケースも多いです。
でも帰宅後傷みが増すので病院に行ってみたら捻挫していた、骨折していた、ということはあります。
その時、保健室で把握されていないこともあるので「ケガをして受診したら子どもにどこでケガをしたのか聞く」です。

考えたくはありませんが、”万が一”のことがあった場合もお見舞金が給付されます。
死亡見舞金は2800万円、通学途上の災害や突然死の場合は1400万円です。

もし学校ではなく、遊んでいるときなど給付の対象外だった場合も、逆に言えば10万円ほどあれば子どもの医療費は賄える、ということです。
中学生くらいまでであれば自治体の子育て支援の一環で自己負担額はぐっと減ります。

日本スポーツ振興センターの保険加入は各学校で変わるかもしれませんが、学校負担と保護者負担で、ほぼ強制加入かと思います。
せっかく入っている保険、ケガ・病気の時はご活用ください。

1年で医療費がかさんだ場合は、医療費控除所得税還付も受けられます。

その上で子どもの保険が必要かどうかを検討すればいいですね。


子どもの保険に限りませんが、
不安を煽られ、実際いくら必要なのかを(面倒なので)考えずに、保障額も進められるがままになっていませんか?
本当にその保険は必要なのでしょうか?
その人(世帯)の家族構成や収支、望むライフスタイル把握して、トータルに考えるのが独立系ファイナンシャルプランナーです。

「保険、いる?」とそもそも論から入ります
なので、最初は聞いてきた人は怪訝な顔をします。
「え?何言ってんの?保険は入らないとかヤバくない?」
確かに、”ヤバい”かもしれません。責任も持てません。

ただ、自分たちの状況を客観視して、保険を見直し、浮いた保険料で子どもの習い事を増やしたり、運用の方に回したり、
やっぱり保険に入ったり、と最終的な判断は十人十色です。
医療保険は特に「お守り」のようなものです。

保険に入ることがいい悪いではありません。

私たちにとって本当に必要かどうかを一緒に考えていきます。

保険、金融資産形成、家計のやりくりなどお金に関するお悩み、初回相談3240円で承っております。

ひとりで悩まず、ご相談ください。

この記事を書いた人

Izumi Matsuoka