こんにちは!
前編では
・赤ちゃん子育て中の私にはスマホは不要だったこと
・キャリアの通信データプランをやめることに一抹の不安を感じたこと
・データ通信端末を持たない1年間を過ごしたこと
・自宅を無線LAN化してインフラ整備できたこと
を綴りました。
今回は夫がいち早く格安SIMに手を出した話から始めます。
5.格安SIMを怪しいと思った自分
2011年のある日、夫がイオンSIMを契約しNexus7を購入してきました。
月額利用料のあまりの安さにびっくりしたと共に
「怪しい」
「通信速度がものすごく遅そう」
「何かとオプションがついて高くつくんでしょ?」
と疑ってかかっておりました。
だってフツーはキャリアで契約すれば5,000円~の通信料金が、980円ですよ?
んなバカな(-ω- ?)
周りにそんな契約している人なんて皆無どころか、知っている人すらいない時でした。
私も同様に怪しい視線を送っていたわけです。
結論から言うと、動画はスムーズには観れませんでした。
それ以外については特に「おそーーーい」ということはなかったのです。
あれ、思ったよりちゃんとしてる。
しかも安い。。。
そのNexus7の大きさがちょうどよかったのもあります。
今発売されていないのが非常に残念。
格安SIMって案外いいかもなあ、とちょっぴり思ったのでした。
6.iPod touchは通話のできないiPhone
自宅を無線LAN化により、端末にWi-fiモデルを検討することができるようになりました。
PCをいちいち立ち上げなくてもすぐにネットにアクセスできる、という環境ができたのです。
そのための端末としてiPod touchをセレクト(*’ω’*)
アイポッドなんて音楽を聴くためのもの、という認識が覆りました。
iPod touchはiPhoneの通話ができないバージョン。
厚みは半分以下だから軽い。
私はiPhoneを使用したことがなかったのですが、アンドロイドに比べてあまりの動作性の良さに感動しました。
固まらない。
前がElugaだったってのも多分にあるのですが(;’∀’)
あえていえば難点は2つでしょうか。
1つ目は、音楽や電子書籍をiTuneを通さないといけないことです。
もちろん、そうしなくても大丈夫なアプリを使えばいいのですが、、
アンドロイドのようにPCからピッピッとコピペするだけではダメですもんね。
その同期作業だけが、PC(Windows)でのiTuneも重いとうのもあり面倒くさい、ってところです。
でも今はこだわりのアーティストもいないのでほぼ問題ありません。
音楽が欲しいときは、Amazon Musicでダウンロードしておきオフラインで聴きます。
2つ目は、LINE通話がiPod touchではスピーカー仕様になるので通話内容が外に鳴り響いてしまうことです。要は常にハンズフリー状態w
ですので、相手がLINE通話をかけてきたときは、ガラケーでかけなおします。
ビデオ通話の場合は逆にいいのかもしれませんね。
当時iPod touch 32Gの購入価格は3万円ほどでした。夫婦で6万円。
でもすぐに元が取れます♪
7.外でネットがつながらないと不安?
専業主婦の間はWi-fiがあるので気にすることはありませんでした。
新しい方の連絡先も、電話番号を聞いておけば後からLINEでつながります。
海外にいる人とはFacebook、メッセンジャーで連絡が取れます。
メールアドレスも簡単にしているので伝えやすいです。
とはいっても、プライベートでメールを使うことはほぼなくなりましたね!
強いて言えば、目的地や道順(Googleマップ)の経路案内が見れないことに困ったことが何度かあります。
頭の中に入れたつもりでもやっぱり細かい部分が分からなくて。
スクショをするも心もとない。
地図を覚えるのが得意な方は、自宅で下調べしておけば問題ないと思います。
買い物をする時、出かける時は下調べをしっかりすることで「あーあ、ネットがつながっていればなあ!」という後悔を感じることは減ります。
出先で困ったときに、Wi-fiがあればお世話になります。
Twitterなどリアルタイムさを大切にしたい場合は使えないですね(;’∀’)
あとは、LINEでしょうか。
電話連絡のように使うこと前提でLINEを使う相手の場合は、迷惑をかけることもあります。
はい、すみません。。
というのも、(勝手に)急ぎであれば電話をしてくれるだろう、と仕事時間以外はLINE通知をさせていないからです。
四六時中端末を見て、子どもが話しかけてきても生返事になっている自分がいたんです。
多少は仕方ないけれど、自分がこどもの立場だったらイヤだなと思い、家にいる間はなるべく子どもの目を見て話すこと、聞くことを気をつけています。
返事が早い遅いもあると思いますが、ビジネスで社外とLINEを使用することが普通になれば考えようかもしれませんね。
よって仕事をしていない場合は、外でつながっていなければならない理由は特に見当たりません。
緊急であれば電話、返事が後でいい場合はSMS。
打つのちょっと時間がかかりますけど(笑)
8.とうとう格安SIMデビューへ
いよいよ子育て100%から少しずつ仕事復帰した2017年秋。
有難いことに職場はそれぞれWi-Fiがあるので不便はないのですが、上司やアルバイトの人たちと移動中や外出時に連絡を取るときに必要な場面が出てきました。
キホン、社内の連絡は電話ではなくLINEがメイン。
うーむ、これは迷惑をかけるなあ
私も独立開業に向けて、外でネットがつながった方がいい必要性を感じるようになりました。
そこで!
格安SIMのデビューを果たしたのです!
iPod touchにSIMは挿せませんので、SIMフリーモバイルWi-Fiルーターで対応。
こちらの本体価格も2万円前後で、一瞬「高い」と感じつつも、はい、これもすぐに元が取れます♪( ´∀` )
MVNOはIIJMIOにしてみました。
・2年縛りなし
・5GB 980円
・ガラケーのカケホーダイがあるのでデータ通信のみの契約
Amazonから購入すれば1年間+2GBという特典つきで、事務手数料も格安に抑えられます!
3か月ほど使ってみての感想。
”1回でつながらないことが多々ある。”
格安SIMというものは、常時つながっているというよりは、オンラインにしたい動作を取った時に反応します。
電池の持ちも考えて、私は利用し終わったらWi-fiをオフにしています。
それがポケットからサッと出して、パッとつながる、というアクションにはならないので、せっかちな方には向いていないかもしれません。
というのもあってか、実際ほとんど使っていません(;’∀’)
毎月7GBまで高速通信で使えるのですが、5GBにもいかない。
今月に限ってはまだ1GBすら行ってません。。。
・ニュース閲覧
・Facebook閲覧 動画再生
・LINEやメールで連絡
・Google検索
大体これを10分/日という感じです。
外で動画は見ませんし、Youtubeも見ることはありません。
ゲームもしません。
ニュースを見たり連絡手段として使ったりするだけです。
通信量の少なさにビックリです。
使いこなせていないのか(;^ω^)
やはり、外でそこまでの必要性は(今のところ)ない、ということです。
Amazonプライム会員であれば、Amazonでビデオで見たい映画など予め自宅でダウンロードしておきます。
外での通信環境に左右されず観ることができます。
いずれにせよ自宅に光回線などを通しており、無線LAN化していること前提となります。
1人暮らしなどの場合は、そのネット回線の契約が面倒かもしれません。
まずはご自身の通信量を把握してみると面白いかもしれません。
毎日毎日動画を見ない、ソシャゲーをしないのであれば意外と少ないかもしれません。
最後に再びまとめ図を。
通話料は仕方ありせんね。
子どもが幼稚園に通うようになってから電話を頻繁に使うようになりました。
習い事だったり、病院だったり。
もちろん、ビジネスの上でも必須です。
ドコモさんのカケホーダイプランはありがたい。でもスマホになるとちょっと割高。
※2018年5月追記
IIJMIOさんのSIM通信に不満があり、MINEOさんに切り替えました。
かなり良くなりました。やはりモバイル機器との相性があるようですね。
※2018年12月追記
なんと、モバイルルーターが1年ちょいで壊れ(simを読み込まない)、修理代が26,000円(!)と言われたので
思いっ切ってiPad mini 4を購入しました。simがさせる分です。
iPhoneやないんかい!
ガラケーで通話し放題というのを手放せず、相変わらずの2台持ちではありますが、今のライフスタイルに合っています。
振り返ると、約8年で我が家の通信費とそれに付随する端末もどんどん変わりました。
世の中もどうなっているのか想像がつきません。
いずれにせよ、家計を圧迫するような通信料金は払わなくて済むように、これからもチェックと試行錯誤は続きます。
3G回線はいつまで使えるのか?と乗り換えの大変さ
ガラケーをこれから買ったとして3G回線サービス提供が終わるなら意味ない!ですよね。
これについての情報もたくさん出ています。
5Gの世界も出てこようとしています。
娘にGPSを持たせようかと悩んだ時に、機器を発売しているメーカーにも聞きました。
「少なくとも東京オリンピックまでは大丈夫だろう」
サービス終了から経過措置を考慮するとまだ数年は使えます。
24か月~36か月分の通信料をどう考えるか?
そのときにキャリアのデータ通信利用を始めても、それまでの通信費はかなり浮くので良しとします。
いずれにせよ、まだ十分節約できるタイミングではあります。
友人2夫婦の家計見直し
去年、友人の家計見直しで、ほとんど使っていないデータ通信料を変更しようと、キャリアのショップに行きました。
まずは手持ちのタブレット端末のシムロック解除を依頼したのです。
理由を聞かれて大手キャリア以外のSIMを入れることが分かると、店員は蔑んだ目をしました。
「この貧乏人が」という目でしたね~。
結局、
主回線がどうの
契約者の委任がどうの
手続きのための手続きに多大な労力を費やすことがわかり、
手間がメンドーになって格安SIM移行を諦めました。
友人の妻は今すぐにでも格安SIMにしたいけれど、夫の方は今のスマホを手放したくないし、なんだかよく分からないから妻が変えるのは止めないけど、というスタンスでした。
夫婦一緒に思いきって踏み出せない、というのが足かせになりました。
データ通信プランの見直しだけしました。
夫婦で毎月2GBも使っていないのに、12,000円の通信料金設定て!
それぞれの実家のフォトフレームにも料金かかったまま数年放置状態(利用していない)。
というように、「行きはよいよい帰りは恐い」切り換えるのに踏ん切りがいります。
今までの習慣を変えるというのは大きなストレスです。
上記の旦那さんのように、そんなメンドーなことをするくらいならそれくらいの通信料払うし、という方がほとんどかもしれません。
そんな中、別の友人夫婦のケースを紹介します。
「何か怪しくない?」と私と同様のリアクションをしつつ、思い切って白ロムスマホ2台と格安SIM2枚を契約しました。
夫婦でコンセンサスを得られれば話が早いんでしょうね。
友人は、浮いたお金で子どもに習い事をさせることができました。
喜ぶ友人を見て良かったと思い、これまでの経緯をこのブログで紹介した次第です。
どこにいても四六時中ネットに繋がらねばならない。
”そんなことないかも”であれば、浮かせたお金を別のもっと有意義なモノ・コトに使うことができます。