島原で開催された2台ピアノコンサートに行ってきました♪

先日、家族で前田拓郎さんと本山乃弘さんによるジョイントリサイタルに行ってきました!

前田さんは島原生まれ島原育ち
本山さんは五島生まれ佐世保育ち

同時期に東京藝術大学附属高校に進学し、大学まで共に学ばれています。
切磋琢磨する仲間がいるってステキですね~!
卒業後はそれぞれ大学院進学とパリ留学を経て、現在ピアニストとしてご活躍されています。

超多忙なお二人が今回初の”地元長崎”でリサイタルを行いました。

県内で2台のピアノコンサートは中々ないのですぐに申し込みました。

4歳男児は大丈夫かな~?と心配でしたが、会場にはキッズも多く和気あいあいとしていました。
前田さんご出身の音楽教室が島原にあるので、その生徒さんたち、ご家族もたくさんいらっしゃったと思います。

第1部はショパンとモーツァルトの曲。
事前にいただいていたチラシにプログラムの記載がありましたので、子どもたちにも聴かせていました。
その甲斐あって、「これ聴いたことある~」と聴き入っていました。

やはり知っている曲だと子どもの反応も全然違いますね。

歌舞伎にせよ落語にせよ、昔からある文化芸術作品ってオチもストーリーも知ったうえで観たり聴いたりが面白いんですね。子どもの頃に慣れ親しんだシリーズドラマや吉本新喜劇もそうか。

映画やドラマ、小説はハラハラドキドキしたいのでネタバレに関して敏感ですが、反対なんですねえ。

お二人が緊張されながらのトークも交えつつ、あっという間に50分が過ぎました。

ただ中盤で、直前に行ったにもかかわらず娘が「おしっこ・・・」となり、もう半分気が気ではなかったです(;^_^A
こういったコンサートなどの前にはあまり水分を取られないことをおススメします。。
外出でちょっとジュースを飲んでしまったのが失敗でした!

休憩をはさんで第2部。

第2部はブラームスの「2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 作品34b」でした。
これは4楽章からなる大曲で、演奏時間なんと43分!!
指、どうにかならないの?腕、痛くないの!?と野暮なことを想像していると
お二人とも「大変な演奏で、集中してがんばります」とおっしゃっていました。
ですよね。。(;’∀’)

この曲は本山さんがセレクトされたそうです。
「こういったコンサートではみんなが知っているようなものや華やかなものを選ぶべきかと思いましたが、思索を重ね、結果これに決めました」と。

「昔聴いて感動し自分もいつか弾きたい!」と思ったそうです。

「苦しみや立ちはだかる壁を何とか乗り越えていく、もがきながら前へ進む」
短調なので、いわゆる「悲しい」「寂しい」と感じる曲でしょうか。

「ピアノが上手い人がサラサラ~と弾きこなすのも素敵なのですが、自分は同じようにもがきながら進む姿を投影させている」というようなことをおっしゃっていたのが印象的でした。

日ごろの地道な努力の積み重ねの中、舞台で演奏する。

そこに至るまで本当にひたすら時間をかけてかけてかけまくってエネルギーを注いだ人に舞い降りる音。

娘も、この夏はコンクールのために遊びたい・マンガ読みたい・ゴロゴロしたいという気持ちを隅に置いてピアノに向かいました(毎日ケンカみたいになってましたけど)。
私の小学生時代は(も)、ボ~~~っとしていたら終わったので、もう私のことは優に乗り越えています(親越え済)。

この曲も予め聴いておこうとYoutubeで検索したのですが、邦題では出てこなかったんです(探し方がヘタ)。
英語であれば色々とあります。Sonata for 2 pianos in F minor Op.34b
ですので、知らないまま聴きました。

出だしからパワフルでした。
確かに短調だけれども、しんみりした悲しみ、という感じではありませんでした(主観です)。きっとF(ファ)から始まるからなんたらかんたらで理論があるのでしょうけれどヘタなこと言えませんので割愛します( ´∀` )

そして、残像で指が10本以上に見える…

この集中力は一体何なのでしょう。

何を思いながら弾いているのでしょう。

どれだけ練習したのでしょう。子どもの時からずっとですよね…

それらに敬意を表すために、コンサート(オーケストラ)では正装で臨むんですね。

初めて聴く曲でしたが、43分があっという間でした。
特に第3楽章とフィナーレの第4楽章はもう1回聴きたい(>_<)

お二人とも汗びっしょりでした。
力強い演奏でした。

うん、やはり男性がピアノ弾くのはカッコいい。
息子よ、がんばって続けてくれ給へ!!

私自身に音楽の教養はや深みはなく、ただ単に好きで楽しんでいるだけですが、心打つ何かがあります。
日本の音楽も短調が多いですが、心惹かれますよね。

「なぜ心惹かれるのか」
科学が発展した現代においても、ハーモニーと調性の謎はいまだ未知の世界だそうです。

巨匠たちの旋律は、心の中にスッと入ってきます。
小さい頃は「クラッシック=入眠薬、タイトルと作曲家が覚えられない」でしたが、娘のピアノレッスンをきっかけに、”一般常識”といわれるものを今更ながら学んでおります。

「ショパンさんやモーツァルトさんってやっぱりすごいね~」と会話しながら帰路につきました。

あ、子どもは第2楽章のテンポが緩やかな場面で、心地よい眠りについておりました。息子がいびきをかきそうになって父親が何とか眠らせないようにさせてしまったのが申し訳なかったですね。落ち着いて演奏を聴く、という日はまだ先になりそうです(;^ω^)

ここに来なければ知ることがなかった曲。個人的にはまた明日からがんばろう!って思える曲でした。

ありがとうございました。

※2018年9月30日(日)はアルカスSASEBOにて同じ内容のリサイタル公演があります。
本山さんの”地元で”ですね。
http://norihiromotoyama.com/201808190930.pdf
こちらの会場では未就学児は親子室です。

素晴らしい演奏会になることをお祈り申し上げます。

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