【相続・遺言】在宅医療・介護を考える講演会に行ってきました→アルバム自分史

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

引っ越しも落ち着きましたので、今年は新天地に根付き成長していきたいと思います。

さて、相続業務をしていると人生の終盤について考えることが多くなります。新年早々いきなり(^^♪

先月末も「在宅での医療と介護を考える講演会」(一般社団法人那賀医師会在宅医療サポートセンター・紀の川市主催)に行ってきました!

人生の最期をどう過ごすか。
国は今、介護においての方針としては、めちゃくちゃざっくりいうと「病院からおうちでの看取り」へシフトするように進めているのはご存知かと思います。

在宅医療サポートセンターが中心(窓口)となって、中小病院、クリニック、訪問看護ステーション、介護施設、家族・親族で連携し支え合う仕組みを作っている最中です。

人は必ず死を迎えますが、いつどこでどんな形で亡くなるかは誰にも予測できませんよね。

でも今からできることをしていこう、といろいろな活動が活発化しています。
健康・住まい・財産・モノ・人間関係・やりたいこと・やめること・葬式・墓…について考えたり行動したり。
総称して「終活」、私はそうとらえています。

年末「人生会議」のポスターも話題になりましたね。

それもあったおかげなのか、意識している人が増えているのか、前述した講演会には、かなり多くの60代以上の男女が参加されていました。風邪も流行っている時期に、杖をついたり、二人で腕を組んだりしながらゆっくりと来場され会場の席は満席!70代も多そうでしたね。
立ち見もいたほどでした。

地元の医師と社会福祉士さんによる講演会だったのですがとても有意義でした。
第1部 「私の生前遺言~楽に逝くコツ~」
第2部 「自分らしく生きるために~地域の病院がお手伝いできること~」
第3部 「人生会議って知ってる?メッセージノートを書いてみよう」

演者の医師はベテランだったのもあり、話も上手で笑いがしょっちゅう起きてました。
「みんなおしっこ大丈夫?頻尿になるからね、我慢したらダメよ、膀胱炎なるよ。なったらうちにおいでね。」と泌尿器専門医が頻回に声かけ。

今まで私も自分なりにいろんな本などで情報収集をしてきているのですが、現場の声っていうのはやっぱり違うな~と感じる2時間でした。

特に印象的だったのは、
前もって
「わしゃ延命治療はせん!」
「胃ろうまで作って生きたくない」
「家族に迷惑をかけたくはない」
「コロリと逝きたい」
と潔く死を迎えようと思い家族に宣言していても、いざ突然胸が締め付けられるような苦しみが出てくると
苦しくて苦しくて救急車を呼びます、
そしてそれは当たり前でありしょうがないこと。
そのまま息を引き取るまでの勇気はないに等しい、それが人間っちゅうもんです。
と言っていたところです。

いざ苦しいと、とにかく苦しみから逃れたい。
確かにそうだな・・・と

私も子育てが終わった後は全く長生きしたないと思っているのですが、口では簡単に言えるけどいざそうなるとビビるのかなあと。

大事なのはそのあとで、ひとまず救急措置をしてもらった後にどうするか、だとおっしゃっていました。
そのときに家族がどう対応するかが現場では大きいそうです。
認知症の老衰やがん末期症状により本人が苦しんでいても家族が「何とか…!!」と延命を望まれるケースが多いようです。
これは別の医療関係者からも聞いています。

では、ひとまず救急措置をしてもらった後に家族が駆け付けて、
・点滴をやめてください
・輸血しないでください
・酸素吸入しないでください
と言えるのか。
伝えたところで医師は言われたとおりにできるものなのか。

その辺が曖昧だったので、最後の質問ですればよかったな~と後悔している私です(;^_^A
知識がなくてごめんなさい。

相続・遺言業務をしていますと「金銭的な財産」についてのみ取り扱うのが基本となります。
もちろん、生前契約や死後事務委任契約などで包括的に自分の意思を残すことはできますが、柔軟性に欠けるところも一部あります。

家族に自分の意思を伝えられて(意思がなくて家族に任せるという方も多いですけどね)もっと自分の最期について
気持ちの整理もできていくような話が家族や支えてくれる人(知人、友人、医療関係者)とできればいいな、と考えています。
そのきっかけ作りに【アルバム自分史】をつくることをおススメしています。
種類豊富なエンディングノートがたくさん出ているのでそれを活用するのもいいのですが、老いると「書く」という作業が中々大変になります。一人の時間を静かに過ごすことができる人はいいのですが、多くの方は苦手ではないでしょうか?

なのでそんな方は「話すこと」が効果的かなと感じています。

私のサイトでは【ベストアルバム~ファミリーヒストリー~】としていますが、たまたまこの前図書館で
『認知症の人と一緒に作るアルバム自分史 症状が緩和され笑顔が戻る魔法のケア』北林陽児・山本由子著を見つけました。

以前から心理学現場で「回想法」がよく使われるのは記憶にあった程度なのですが、やっぱり”昔のことを思い出す”というのはいいようで。

写真アルバムはそのきっかけになるのは確かですので、アルバムがあるのはいいんだな、と再確認しました。
きっかけや観点は少し違いますが、幸せな人生を過ごしてほしい、という気持ちが込められておりとても勉強になりました。

写真を撮られれているのは基本的に”いい思い出”なので懐かしくて、また明るい気持ちになりますよね。

私たちが生きてきた証はプライスレス

遺品整理で困っている方や
自宅に大量の写真があり整理できていなくて困っているご高齢の方の
お手伝いができれば、と思い
ご自宅に眠る写真を整理しお話を直接お伺いしながら「我が家のベストアルバム制作」を推進しています。

出来上がった1冊は宝物になります。

お手持ちの写真の枚数にもよるのですが基本的に弊所では、写真をスキャンしデジタル化したものを使います。
ですので枚数があってもページ数はそこまで多くならずかさばりません。

子どもや孫にも見せやすくなります。

施設へも手軽に持っていけます。

お部屋が片付きます。

頭の中もスッキリしていきます。

いろんな方とのコミュニケーションが生まれます。

「人生会議」は何も家族で「はい、会議を始めます」と堅苦しくする必要は全くありません。

昔はこんなんだったね~
こんな服着てたよね~
と家族の会話が生まれ、過去現在未来と話が自然に膨らんでいけばいいな、と思います。

また、エンディングノートを書いてみたいけれどいざノートを前にすると筆が進まない、という方も第3者である私が話し相手になることで
意外とスムーズに進めることができます。

2020年、気力体力がまだあるこの時に、ぜひ始めましょう!

ぜひお気軽にご相談ください♪

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