Airレジをビッグカメラ赤坂見附店で見てきました!

東京への出張の際、近くにビックカメラがあったので一度ちゃんと話を聞きたいと思っていたAirレジについて伺ってきました。
長崎には取り扱い店舗がなく、最寄りはビックカメラ天神店となります。
ちなみに、ビックカメラさんでいうと、九州では鹿児島中央店、那覇店(コジマ)があります。

7年ぶりの東京で、ウィンドウショッピングや飲食店巡りをするという選択肢もあったのですが、もう家電量販店へ直行ですw
その後、とあるショップを覗き、何が流行っているのか、パッケージやネーミング、取扱商品についてチラッと見てきました。

ビックカメラの店員さんで、Airレジ担当のK氏より詳しくお話をお聞きしました。

こちらが、レシートプリンター一体型です。
全体的にコンパクトに納まっています。

ドロアが開いたところ。


こちらはレシートプリンターが別売りのタイプです。お値段は一体型より安価になり、ドロアの中が広くなります。その分場所は取りますね。写真、下部が見切れておりごめんなさい(ヘタクソ)。

こちら、軽減税率対策補助金の対象となります。
iPadが必須のAirレジ。それだけ購入しても対象にはなりません。
■ レシートプリンターの購入が条件となります。


ビックカメラのスターターパック。Airレジ単体のパンフレットの料金より少しお安くなっております。
もちろん、ビックカメラポイントもつきます。
■ iPadは1%、それ以外は3%
■ クレジットカード分割払いだと補助金対象外にもなるため、現金一括がおススメです。

■ 今後軽減税率で8%と10%が混在する飲食店さまも出てくるかと思います。現時点で対応、とは明記していないのですが、随時アップデートしておりますので、そこはきちんと対応されるだろう、とのことでした。
■ 残念ながら医療機関等、非課税売上には未対応です。医療機関からも問い合わせが多いそうです。

アナログな作業ではどうしても煩雑になりがちな事務作業。
正確に、シンプルに。
レストランボードというアプリを使えば、予約機能も連携することができます。

■ リアルタイムにデータを参照することができる
売上を即時に把握できることはご存知だと思います。
例えば、特定のワインの売上が落ちている傾向があれば、なぜなのか考え、接客や価格を見直したり、PR方法を変えたり、と対策を打てます。

どの時期に何が売れ、何が売れなかったのか。
たとえば、パティスリーで、ケーキを売っているとします。
クリスマスにはどの種類のどのサイズが売れたのか、予測を立てることができますし、新商品の開発にも役立ちます。

■ スマートなレジ
見た目も大事ですよね。今や扱う商品だけカッコよくても人を惹きつけるのが難しい時代。お店全体の洗練さも大事になってきます。iPadで会計をするのは、Apple社の人気を見ても分かりますよね(*’ω’*)

■ アルバイトにも説明しやすく、スタッフの動きに無駄がなくなる
直感的に扱えるので、特にiPhoneを使い慣れている人にはすぐに扱えるようになります。人の入れ替わりが激しい飲食業界。
逐一レジの使い方を教えたり、マニュアルを作るのはただでさえ人材不足の中大変なことです。
「これをこうして」「ここでこれをタップして」という説明で大体の流れは把握できます。
お店が満席の時は会計が込み合います。お客様を待たせることなくスムーズな会計をしておけばお互いハッピーです。

もちろん、freeeと同期できます!
日々の売上が帳簿に反映されます。
Airレジ上で、「いつ」「何が」「どれくらい」売れたのかわかり
freee上で、どの店舗が売れたのか(複数ある場合)がわかります。「何が」というところは反映されないのですが、全体を見るためにはfreeeの方が見やすいかもしれません(アプリからも見れます)。
PCの方がiPadよりは大抵画面が大きいですしね。

1人で切り盛りするお店、アルバイトを多く雇うお店、それぞれにメリットがあります。

デメリット、といいますか、必要なのは【安定的なインターネット(Wi-Fi)環境】です。
※オフラインでも会計はできます。

また、突然のフリーズや故障、という確率は0ではありません。
ビックカメラさんでは以下の保証サービスを行っておりました。


通常、電化製品は修理費用がかかり、かつ数日から数週間かかりますよね。
それをすぐに対応するということです。しかも飲食店は遅くまで営業されてらっしゃるので24時間対応だそうです。
長崎は天神店でしょうか。

Airレジは無料で使えます。
なぜゆえ!?という感じですよね。
ホットペッパーグルメを利用してもらうためか
ビックデータを取得するためなのか・・・素人の憶測でしかありませんが
いずれにせよ、
・美味しいコーヒーを提供したい
・癒し、リラックスする環境を提供したい
・こだわりの肉料理を出したい
・美容と健康の食をすすめたい
さまざまな「やりたいこと」
これに集中できるように、会計業務はシンプルに、かつ正確に行う強い味方として
Airレジやクラウド会計が選ばれるのだと思います。

弊所では、飲食店のみならず、美容サロンなども新規開業をお手伝いします。
Airレジについてもぜひお聞きください!
軽減税率対策補助金の申請等のお手伝い(代理申請等)はビックカメラさんを始め指定された事業者さんが行います。
期限は2019年12月16日まで(2018年9月13日現在)

中小企業小規模事業者等消費税軽減税率対策補助金【A-3】
長崎県の代理申請協力店

似たような補助金にこちらもあります。
IT導入補助金

つい混同してしまいがちなのですが、うちはどちらがいいのか?といった内容も含め、該当する補助金がありそうな場合は代理申請をしてくれるのでお問い合わせされてみてください。
IT導入支援事業者の検索

freee導入の場合、「会計フリー」だけでは該当せず、「人事フリー」など2つ以上のサービスを同時に契約する必要があります。


Airレジカウンターへは実際に飲食店など導入を検討されている方から、税理士さんの訪問が多いそうです。

K氏「差し支えなければお名刺いただけないでしょうか?」
渡し「長崎県から来ました(テヘ)」
K氏「おっと…」
18時を回り疲れているところへ長崎からのひやかし相手に懇切丁寧に説明してくださいました。
本当にありがとうございました!

いつの間にか日が暮れていました。

東京の夜は早い。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。