何にもない部屋でのピアノの音対策と椅子の選び方

ピアノの音対策

シンプルリビングは、いつでもお掃除ロボットが活躍してくれてホコリが溜まらずスッキリしています。
過去の記事でも書きましたが、唯一のデメリット
ピアノの残響音がひどく耳が痛い…
特にピアノの周辺にラグ以外ないからです。
何かしらの対策は立てなければと思っていました。

毎年、調律師さんが、ゆがんだ表情で残響音のひどさを訴えていきます。
はい、わかってます・・・わかってるから悩んでいるんだよ~

調律師さん曰く、理想的な部屋は
こんな感じ

ピアノの響く、物理的な高さの空間に凹凸があること。
本棚や棚が音を吸収し、残響音がなくなります。

音が様々な部分にぶつかって吸収されればよいのです。

持ち家の方は壁に「備え付け棚」をつけるといいようです。

それができない我が家の場合

今まで試したこと
★毛布をアップライトピアノの後ろ側に置く
→そんなに音が変わる感じがしない。重さでずり落ちる。

★ピアノの向かい側にカーテンを掛ける。向かいは和室になっていますがその間にカーテンを掛けてみました。
→カーテンの材質にもよると思いますが、音は通過。

★バスタブの蓋を立てて毛布を掛けてみる
→高さがないので結局耳の範囲に及ばない。

断捨離を一度すると、増やそうと思えなくなるんですよね。。

特に夫は「絶対に家具は置かない」とキッパリ。

学校の音楽室にあるような吸音ボードを用意するか
防音効果のあるカーテンに変えるか

ここ数年悩みました。

埒があかず(-_-)

島村楽器(長崎駅前)さんに相談。

吸音ボード(アップライトピアノの音が出る背面に設置するタイプと演奏者の背後に立てるタイプ)や吸音シート(ピアノの下に敷く)といくつか種類があります。

どれがいいのか相談しました。


※島村楽器さんより提供チラシ

これであれば絶対大丈夫、というものはない、と言われました(笑)

ただ、コスパで考えたときにこの「ナンバーチューン」を紹介してもらいました。

これでも1番安いタイプです。やはり音楽はお金がかかる(笑)

高い買い物なので、楽器店の店舗で弾き比べをさせていただきました。
そもそもピアノがたくさん並んでいる店舗で、我が家とは条件が違うため「うーむ」とも思いましたが、それでもこのボードがあると無いとで響きが違いました。

こちらのボード、素材が明らかにされているので夫が「自作しようかな」とも言っていたのですが、この遮音シートのセレクトが難しい!
のです。

娘と息子の「これからも(も、か?)練習頑張る!!」というコトバを信じ(親バカ)ついに買うことに決めたのです。

頼むよ~ 投資した分回収してくれ~( ;∀;)プライスレスだけどさ

いざ、設置し弾いてみると・・・

( ゚Д゚) 明らかに響きが違う!!!

音がまろやかになりました。リビングでピアノを弾いていても、ダイニングで普通に会話ができるようになりました(今までどんだけ)。

よし、これで練習にも精が出るな!

(※練習量は親の声掛けで変わる現実は変わらず)

ちなみに、件のピアノ調律師さん曰く
「建築会社が推奨する工事や防音室は、あくまで単純に”防音対策”なので、楽器や声楽の音を適度に響かせるようにはなっていない。楽器メーカーのものを推奨する。」とのことでした。

素人にはどこまで信ぴょう性があるか分かり兼ねますが、今回の吸音ボードの効果は大いにあったので良かったと思います。

 

きょうだいでピアノ椅子使う場合の選び方

年の差、身長の差によって椅子の高さ、足台の高さが変わります。

最近4歳児がピアノを始め、家で練習をするようになりました。

このタイプだと高さ調節がめんどー!なんです。

両サイドにあるバーをクルクル回します。

7歳姉は1番下で4歳弟は1番上。

特に4歳児はまだ1回でたっぷり練習する集中力はなく、5分、10分を複数回するようにしています(理想)。

7歳児も1回でせいぜい30分です(隣に先生や親が付きっきりであればできるけれど)。

2人が順番に練習していく中でそのつど調節するのは、夕方の1番忙しい時間帯に結構キツイ!

食事をするときの椅子の高さがちょうどいいのですが、移動させるのも手間です。

ですので、もしこれからピアノを買う人はこちらのタイプも検討されてみてください。

こちらより引用

背面にあるツマミで上下させます。
各ピアノコンクールでも使われているタイプなので、慣れる意味でもいいですよ。

ピアノを経験していない私は分からないことだらけ。
少しでもそういう親御さんに今後も情報提供ができればいいな、と思っています。

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。