テレビなし生活から3年経った結果

3年前の12月、当時あったテレビをハードオフさんに引き取ってもらいました。

テレビに付属して、PlayStation、DVDプレイヤー、ウーハー、スピーカー、端末接続機器とそのコードたちも処分しました。そうするとテレビ台も不要になって、リビングは一気にスッキリ!

東日本大震災の時はさいたま市内のマンション8階に住んでいました。

かなりの揺れで、浴槽に10㎝ほど溜まっていた水がバッシャンバッシャンと波打つほどでした。

0歳の娘はテレビ台の前で寝ころんでいたので、もし倒れていたら、、、と思うとぞっとします。
もうその心配がなくなった安心感は大きいです。

そして、ソファでくつろぎながらTVや映画を見るシチュエーションもなくなったので、数か月後にソファも処分しました。

そもそもなぜTVを処分したのかというと、TV番組から聞こえる音を雑音(ノイズ)に感じるようになったからです。

五感に入ってくる情報が多すぎるというか、うるさいと感じてしまうようになったのです。

赤ちゃんの泣き声も一役買っているのかもしれません( ;∀;)

また、社会問題を扱う番組においても、論理展開に疑問が多くなりました(世論調査の質問の仕方とか、話の持って行き方とか、議論になってない印象)。

もちろん、興味深い番組もありますし、何より映像で情報を得るのは手っ取り早い!

池上彰さんの番組を見たいのも確か( ´∀` )

ただ、私は家事と子育てに追われドラマなど録画していても見る時間が確保できなくなっていました
夫は私以上に録り溜めをし、いつも字幕で1.5倍速で見ていました。それはそれで良かったのですがなんだか、セカセカしながら生きている感じ。

今はネットがあるおかげで必要な情報は入手できるし、子どもが落ち着くまではゆっくり映画を見る暇ないし、結局TVっていらないっちゃーいらないねーという結論になった訳です。

 


TVを見ないことでの変化

1. 政治・芸能・スポーツニュースに疎くなる
政治が芸能と同じジャンルっておかしいですけど、いわゆる政策ではなく政治

2. ドラマの話題にはついていけない。
『逃げ恥』は分からなかったな~

3. こども向け番組の最新版が見れないので、少しついていけないところがあるのかな?
これをかわいそうと捉えるか否か

4. CMからのマーケティング情報が得にくい
しかし最近はYoutubeでもしっかりありますね

5. ローカルニュースが入ってきにくい
緊急性はないかな、と

6. 定期的にN●Kが訪問し対応が面倒くさい 
テレビないから!観てないから!観るとしたらアーカイブスでお金払ってるから!

7. ダラダラ過ごすことがなくなった

8. 部屋が静か

結局子供の声が…( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

9. うあぁ~!今日もやるべきこと後回しにしてしまった~と後悔しにくい
ネットサーフィンに費やしたら同じだけど

10.家族の会話が増える

TVを見ながらしゃべるのではなく、相手を見ます。箸の持ち方や食べ方の躾に注力できます

11.自分から何かをする生活にシフトした

12.掃除が楽(ルンバブルってやつです)、コード類にホコリが溜まらない。

ざっとこんな感じです。
1~6がしいて言えばデメリット
7~12がメリットって所でしょうか

この写真の中で今も残っているのは、子どもとカーテンとラグだけ

メリットがデメリットを凌駕しているので良しとします。

家族の反応はというと?

夫:そもそも元々超テレビっ子だった本人が、TV処分を言い出しました。

私がチマチマと断捨離をしている姿に感化されたようです(決して夫のモノには手をつけないようにしていました)。
男の人って「思ったら即行動!」のところありますよね。しかも、チマチマじゃなくてドカーンと一気に片付けちゃうイメージです。

子ども:特に動く画大好きなので、無制限に見続けます。TVだとつい延々と見るし、見たらダメと言っても自分で電源入れちゃう(躾がなってないせい)。


我が家は動画を一切見せない訳ではなく、タブレットで動画を見ています。制限時間や3話分まで、と決めて利用しています。
端末を手の届かないところに保管したり、パスワードを設定すれば自分で見ることはできなくなります。

今はそんなことをしなくても勝手に見たりすることはありません。
2019年春 追記:小学生にもなると勝手に見るようにもなり、その都度話し合いですね。

最近はAmazon Primeでドラマシリーズもありますよね。

少しおませな娘は段々とドラマにも興味を持ち始めました。最近は『はぴまり!』を観ました。ディーンフジオカ氏が動いているのをこれで初めて見ました( ´∀` )

子どもにとってテレビなし生活はどのような影響が出るのか

これはまた3年後、5年後に見えてくるのではないかと思っています。
基本的に、園や小学校1年生でTVドラマや歌番組の会話はないです(お笑い芸人さんのネタとかはありますけど)。

ちなみに、小学5,6年生の子に最近TVを見ているのかを聞くと、今はTVよりYou Tubeを見てるって返事が多かったです。

本当に数年後にはどうなっているのでしょうか!

ともあれ、「やっぱりTV買いなおそう!」とはならないまま約3年が経ちました。

TVのない生活が普通になりました。

おまけ:家計に少し余裕があったり、投資するならば、プロジェクター導入がオススメです。今は本当に安くなりました。技術の進歩はすごいですね~。

部屋にモノ(家具)がなければ壁が立派なスクリーンになります。たまに「映画パーティー」として、お菓子を用意し(大人はお酒も!)家族で観れば映画館に行ったように楽しめます。

私は、EXO(k-popグループ)のダンス動画やジャズ演奏動画を流し、自分のためだけにライブしてくれているような感じを楽しんでいます(笑)

【追記】
テレビなし生活4年半ほど過ぎて

2019年4月1日
新元号発表の歴史的瞬間はAmebaTVで見させていただきました。

「令和」1400年の歴史、精神的な一体感をもたせるもの(安倍首相の談話より)。令と和についてそれぞれ意味があり、様々な思いが込められているのですね

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。