営業職の経験は存分に活かせます

今日は梅雨の晴れ間でしたね。
最近、梅酒とすもも酒を仕込んだ松岡です。

今回のテーマは、自分が経験した営業職に関して振り返ってみた、です。

というのも最近、個人事業主はよっぽどの腕、スキル、知識、経験がない限りは「人となり」を見て判断される、ということを痛感しているからです。

“信用に値するか”
“一緒にビジネスをして大丈夫か”

偉そうにしていたり、知ったかぶりをしていたりすればすぐに「あぁ…」と見抜かれます。

10年ほど前を振り返り、ふと思ったのです。

多くの失敗、恥、反省・・・
特に営業ゆえの「口は災いのモト」を何度痛感したことでしょう。

今でも謝りたい相手がいます。
時折、心の中で「ごめんなさい」を言っています。

目の前で名刺をビリビリにされたり、怒鳴られたり、消したいような失敗も、その時は辛くて悲しいことがありました。

しかし、個人開業した今、それらも経験していてよかったな、と思うようになりました。

知識は後からつけられますが、対人関係のコミュニケーションは場数を踏まないと得られない部分があります。

何もコミュニケーションは対面式とは限りません。

 

メールでのやり取りの仕方
待ち合わせ時間の守り方
提出書類の工夫等

相手がいる限りは「物理的な話をする」だけではありません。
身だしなみや所作振る舞いも含みます。

全ての人に信用されたり、気に入られたりする必要はありませんが、なるべく味方は多い方がいいですよね。
特に取り柄がなかった私は、営業職を経験していてよかったな、と思います。

社内外で自分がどう見られるのか。
どんな工夫をすれば、どんな言い回しをすれば、どんな考え方を持てば、「自分が」過ごしやすいように過ごせるのか。

一般的に、生理的に無理な人、どうにもこうにも合わない人、というのは出てくるものです。
それに囚われイライラするのではなく、その人にも自分にはない素晴らしい能力があったり、意外な一面があったりするので、そこをフォーカスさせてみます。

毛嫌いせずに、ビジネスと割り切ってお付き合いができる世渡り術を身につけると後々ストレスが溜まりにくくなるのではないでしょうか。

完璧な人はいません。
自分だってやなとこ、だめなとこ、ありますよね。

すべては諸行無常です。

若いときに失敗して、先輩や上司から叱咤激励を受けて、自分なりに考えながら過ごす日々は決して無駄ではありません。

30代半ばで起業すると、人様からアドバイスをいただける機会はぐっと減ります。
いや、もうその年ならむしろアドバイスする側としての能力を持てよ、という感じですけど(笑)

新しい分野で何かをしようと思えば年齢は関係ありません。
私はいつでも新卒気分で、「教えていただきます!」です。厚かましい(笑)

もちろん、学生の頃とは違って、今はある程度自分で調べられる環境が整っているので、自分なりに調べた結果、理解できなかった時に学ばせていただきます。

そして、自分からも何かしらの形でお返しができればと思います。
直接がムリならペイフォワードで。

対人関係に極度のストレスがない方は、新卒で営業職を経験することをおススメします。
特にのちに起業を目指す予定の方は!

私は、いくつかの性格判断やテストで「内向的」「孤独を好む」「コミュニケーション低い」という結果の持ち主です。
それでも何とかなるか(するか)!という気持ちになれます。

生きるためには、霞を食べて生きる仙人になるというわけにはいきません。

あ、でも
営業職しか経験していない人間の話であることをご了承ください(^^)

この記事を書いた人

松岡 いずみ

長崎県長崎市の行政書士法人シトラス代表社員。
主な業務は建設業・廃棄物・補助金・相続・離婚・内容証明。
補助金の採択率は8割強。
行政書士の他に宅建士・2種電工・FP2級などの資格を取得。
IoTやDXに力を入れており、長崎県で初の経産省DX認定を取得。
マイブームはStable Diffusionでの画像生成とRPAのフロー簡素化。